« 幕末で活躍した人の中で○番目に好きな人 | トップページ | 萬斎先生のレクチャー2010 »

2010.03.13

ファントムー! ファントムーッ!!

ここで触れたそれぞれのコンサート、市村正親版を昨夜観て来ました。

Sore1感動、大感動っ!!

あまりにも素晴らしかったので、今日も行こうかと思い、立ったり座ったりを繰り返し、一旦外出着に着がえて、でもやっぱり思い留まって、たった今部屋着になってパソコンの前に座った所なのですけど……

まだ間に合う……(葛藤)。
……これを書き終わった頃には間に合わなくなっていると思いますけどね。

私は市村正親さんの『オペラ座の怪人』が大好きです。
もっともその姿はむかーし、紅白歌合戦で一度観ただけ。
ビデオはありません。
劇団四季のカセットテープを何度も何度も聴きました。

ファントムの面影を求めて、四季退団後の市村さんのミュージカルをいくつか観に行っているのですが、意図的なのか偶然なのか、演じられるのは全くイメージの違う役ばかり……。
「また違った」とがっかりする事が続きました。
市村さんはどの役も見事に演じられ、毎回非の打ち所はないのですが、それでもどこか物足りなさを感じる私でした。

Sore2今回ソロコンサートをやると知り、しかも『オペラ座の怪人』中の曲を歌ってくれるという事でドキドキしました。念願の市村さんの生の『オペラ座の怪人』。夢のよう。
その反面、「どうせCDとは違うんだろうな」という思いもありました。なんと還暦を過ぎているというし、失礼ながら「劣化しているのでは」という心配もありました。
が、生『オペラ座の怪人』は素晴らしかった!! 言葉では言い表せない程、信じられない程素晴らしかった!!

20年前と変わらぬ若々しい声。
クリスティーヌがいないのでアレンジがCDとは違うのですが、歌い方は特に崩したりする事もなく、ほぼ同じでした。

帰宅するなり、すぐに四季時代の音源を聴きました。一刻も早く聴きたくて、帰りの道のりが随分長く感じられました。

会場で聴いた時は、「四季時代と変わっていないっ!」と思ったのですが、改めて聴いてみたら……あれ、四季時代ってちょっぴりヘタ?(爆)

市村正親そういえば、別の人のファントムを観た時に、「歌は市村さんより上手いかも知れないけれど、市村さんの方が味があるなぁ」と感じた事を思い出しました。
でも、今回聴いた市村さんは無茶苦茶上手いと思ったんです。生だったから良く聞こえたのか……? いや、きっと20年の間に上手くなったのですね。ホント素晴らしかった。あんなに感動したのはいつ以来だろう? 思い出すだけで涙が出そう。あぁ、もう一度聴きたいっ!
あ……もう、今日の公演には間に合わない時間になりました。そして明日は仕事のせいで行けないのですが、東京千秋楽です。しゅん……

市村さんのファントムで『オペラ座の怪人』を観たいとつくづく思いました。
こんな風に一部分だけを聴くのではなく、通しでちゃんと観たいよ。
市村さん、劇団四季に戻ってくれないかな(爆)。
四季は客演制度とか、ないのでしょうか?
市村さんのファントムを観たいという人、無茶苦茶いると思うんですけどね~。
観たい、観たい、観たい、観たい、観たい、観たい、観たい、観たいーっ!!!!(狂)

サックス&ブラス・マガジン volume.08(CD付き) (リットーミュージック・ムック)『オペラ座の怪人』の事ばかり書いてしまいましたね。
昨夜のゲストは武田真治さん。
武田さんの『愛と死の輪舞』(『エリザベート』)が想像していたよりずっと良くて見直しました。しかもサックスを披露してくれて、サックス好きの私は大喜び。
「今日のブログの記事は武田真治さん一色になるかも」と思ったんですけど、最後の最後、『オペラ座の怪人』で全てが吹っ飛んだ~。全てファントムに持ってかれました。
サックスの事とか、オーケストラの事とか、他の楽曲の事とか、トークショーの事とか、書きたい事は色々あった筈なんですが、もうファントムの事で頭が一杯です。
ファントム、ファントムーッ!!

|

« 幕末で活躍した人の中で○番目に好きな人 | トップページ | 萬斎先生のレクチャー2010 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 幕末で活躍した人の中で○番目に好きな人 | トップページ | 萬斎先生のレクチャー2010 »