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2010.11.27

維新の嵐 疾風龍馬伝(勤皇編)

……またゲームの話です
「1ヵ月に2つのゲームって、どうなんだ」って感じですが、今回は特別。

以前ここでも熱く語りましたが、私が今迄で一番ハマったゲームというのが『維新の嵐 幕末志士伝』なんです。
あの時、

「今年の大河は『龍馬伝』だし、コーエーさん、リニューアルして出してくれないかなぁ」

維新の嵐  疾風龍馬伝なんて、書きました。その願いが叶ったのです。
ありがとう、神様。ありがとう、コーエーさん。

1998年に発売されたゲームなので、12年ぶりの続編です(感動)。
待ち続けていました。
もっとも、私が初めてプレイしたのは2005年なので、12年待っていたワケではないのですけど。

にしても!!
これを買わずにいられましょうか。
Amazonで予約して、買っちゃいました。

あ、今年買ったゲームはこれと『薄桜鬼』だけです。
なので、ゲームばっかりやっているというわけではないです~。
……今月は暇さえあれば、ゲームやってましたけどね(恥)。
で、クリアしました。

前作ではプレイヤーは土方歳三か坂本龍馬(かフリーキャラ)かを選べたのですが、今作は残念ながら龍馬オンリー。

音楽は前作と同じでした。
でもヴァージョン違いとでもいえそうな雰囲気で、懐かしいような新しいような不思議な感じです(好感触)。
背景画も所々前作の使い回しが。それは懐かしいというよりも……(以下自粛)。

この先ネタバレあります。

はやばやと高杉晋作と仲良くなれるのが個人的には嬉しかったです♪
なんと、長州の人達と一緒に吉田松陰の亡骸を弔うのです。
「これぞ、ソウルメイト」という感じ?
大河ドラマでは「あんなんでソウルメイトになれるの?」という感じがしないでもありませんでしたが、松陰の言葉を一緒に聴き、松陰の遺体を一緒に運んだら、なんだかソウルメイトになりそうな気がします。ゲームだからこそ許せる設定かも知れませんが。

前作で私を夢中にさせたのは、同行者選び。
今作もそのシステムは健在でした。
前作では、学問所で教えている人とか道場主、そして重臣クラスは同行不可だったのですが、今作では試しに誘った斎藤弥九郎が同行してくれてビックリ。練兵館はほったらかしで良いのですか!?

「それなら」と、適塾に通いつめ、緒形洪庵先生にも同行して頂きました。無茶苦茶心強い助っ人ですっ!! 洪庵先生がいれば、論戦では無敵♪
が、当然ながら剣の腕はからっきしなので、途中からは、高杉・半平太くん(武市)・中岡慎太郎などをローテーション起用。この辺は見事に文武両道。弁が立つだけではなく、剣技も優れていて、龍馬の代わりに戦ってくれたりします。
高杉なんて戦いを買って出て、「坂本君は昼寝でもしていたまえ」と「らしい」セリフを言って、喜ばせてくれます♪

Takasugi1 Takasugi3

高杉のヴィジュアルは実物とは似ても似つきませんが、ステキ。
ちなみに、勝海舟は実物そっくり。

Sho Sawa

写真左:河田小龍はリリー・フランキーさんにそっくり(爆笑)
写真右:沢村惣之丞。
ちょっと見づらいけれど「憂国尊王最強黒船海軍カンパニーち名前はどうですろう!?」と言ってます。「船乗り侍」の方がいいと思うよ(笑)。

さて、
このゲームのキモは「プレイヤーの行動によって歴史が変わる」という所だと思うのですが、今作では、ちょっと頑張れば半平太くんを死なせずに済みます。
同じく、平井収二郎も岡田以蔵も望月亀弥太も近藤長次郎も池内蔵太も。
私はみんな(吉田東洋と池田虎之進は除く……)死なせず龍馬も暗殺されずに無事大政奉還というエンディングを見ました。戊辰戦争は起こらず、龍馬は皆と海外旅行に行くのです♪
大河ドラマでは龍馬が海辺で家族に海外旅行の夢を語るシーンがありました。あれ、「実現したら良かったのになぁ」と思った方も多かったと思いますが、実現出来ました。

と、初回はこんな感じでした。

そして、クリアすると、いよいよ佐幕派でもプレイ出来るようになります。わーい!!
それでこそ、『維新の嵐』だっ♪
前作では土方以外の主人公は新選組に入隊出来ませんでしたが、今作では2周目からは新選組に入れちゃいます。わくわくわく。

という事で、2周目に突入した私でした。
ゲーム漬けの日々は続く……

もう発売してくれただけで嬉しくて、文句なんて言っちゃいけないとは思うのですが……
実は残念な点も山ほど。

これ、DSなのですが……やはり、DSでは色々限界があるのでしょうか、前作と比べると大幅スケールダウンでした。

まず、行ける場所が激減。
前作で初めて知った忍城(その後こんなに私の心を掴む城になろうとは)や、呑象楼(こちらも、当時は知らず、その後自分が実際に訪れる事になって、「うわっ、『維新の嵐』にあった場所だ♪」なんて思った)クラスのマイナー目な場所はカット。
歴史ゲームというだけではなく、色々な土地を旅している感覚が味わえて想像力をかきたてられる所も好きだったのですが、そういう要素は大幅に削られてます。
情報カードが無くなったのも悲しい。カード集めるのも楽しかったのに~。

いけない、いけない。
あんなに喜んでいたのについ愚痴が。
最後は良い事を書いて、しめる事にしましょう。

えっと、前作よりも難易度やマニア度は下がり、とっつきやすさがあります。とってもお手軽。DS自体がお手軽ですが、それにマッチしたソフトと言えそうです。

前作はやる事全てやっても、時期が来ないとエンディングが見られなくて、「ただ日が経つのを待つだけ」という困ったタイミングがあったのですが、今回は条件クリアしちゃえば、1864年にエンディング見る事が可能というのも良かったです。
龍馬が乙女ねえやんに手紙を書くのも面白い♪ 龍馬記念館で見たような手紙をいくつも書いてました。

前作をやっていなくて、幕末好きという方だったら楽しめると思いますよ。

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コメント

私ももう少しで全クリです。龍馬と乙女のあと一会話だけ!
やっと最後の絵が見られてほっとしました。つい「おお!」と歓声を上げてしまうほどの2画面のラストでしたね。後、ここぞという時の音楽と言葉にいつも感動してしまいます。(龍馬の土佐脱藩など)あ、私は前作をやったことがないので自分的に好評化なので(笑)

投稿: 陸奥×沢村=面白い! | 2012.08.07 00:52

陸奥×沢村=面白い!さん、はじめまして。
全クリ間近ですか、おめでとうございます。
クリア嬉しいけれど、終わってしまうのは寂しいという感じかも?

もう2年前の事なのでかなり忘れてますが、なんだかんだ言いつつ楽しいゲームだったと思います♪
台詞もイイ感じですよね。

投稿: YAGI節 | 2012.08.07 19:29

まさかコメントをいただけるとは!光栄です!
全クリまで何周日本中を回ったことか(笑)
私は(クリアは)イラストメインでやっていたので、正直今のところこりごりなのですが←全コンプリしたいし・・・と迷っています。YAG節さんは龍馬の結婚相手で誰が萌えましたか(覚えている限りで結構です(*^-^))私は、会話的には「平井加尾」ですかね。素直で胸キュンしてしまいました!イラストは・・・難しいですね(笑)でも「お龍」かな。やっぱり新婚旅行は史実だし、イラストも確かめったに見られない笑顔だったと思うので。

投稿: 陸奥×沢村=面白い! | 2012.08.08 01:41

陸奥×沢村=面白い!さん
う、実は、私はお龍さんと佐那さんとしか結婚出来ませんでした。
加尾さんでも試してみたかったのですが、やり直してみても私がセーブしてた所からではダメだったんですよね~。かといって、さらにもう一回最初からやり直す気にも当時はなれず……これ、ちょっと心残りです。
加尾さんの会話、良かったんですか。久しぶりに、またやってみようかな。

「萌え」かどうかはよくわからないのですが、ずっと龍馬を思っていたとも伝えられている佐那さんを龍馬と添わせてあげられたのは、ちょっと嬉しかったです。

投稿: YAGI節 | 2012.08.11 01:21

そうでしたか、残念なことをお聞きしてすみません;
確かにお龍さんと佐那さんはどんな場合でもなんとか頑張れば結婚できますもんね。
加尾さんはたぶんその兄の「平井収二郎」を藩令に従うことをやめさせ(収二郎を救う)、海援隊が長崎にあればできると思います!後のメンバーはわかりかねますが・・・。
佐那さん、いいですよね!お兄さんやお父さんの理解力もあって結婚のイラストもすごく好きです!
あ、ちなみに加尾さんとの会話は他の二人に比べて口調が優しいため、素直に喜んでくれてうれしかったです。結婚後は新婚夫婦みたいな会話がされていたと思います。

投稿: 陸奥×沢村=面白い! | 2012.08.11 04:37

陸奥×沢村=面白い!さん
そうか、海援隊が長崎になければいけないのですね。
2周目以降は史実に反して佐幕活動に精を出してしまっていました(笑)。
また時間が出来たらやってみます♪

投稿: YAGI節 | 2012.08.12 23:14

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