野村萬斎さんについて

萬斎さんの次の舞台、『かもめ』だそうですね。
あまりにも有名な作品ですが、未見で未読です。
暗いストレートプレイは苦手なので、楽しめるか、ものすごーく不安ですが、名作と言われる所以を確認してみたい気もするので、チケットは狙って……みようかと思います、って、キャスト豪華過ぎるけど、取れるのかな。

さて、今日は萬斎さんのお誕生日。
という事で、萬斎さんの事を考えてみました。
昔、「100の質問」というのが流行りました。
私はこういうのを考えるのが好きで、色んな「100質」に答えました。
「100質」にも権利があるようで、使う時は作成者にことわらなければいけないみたいですね。
萬斎さんの「100質」（っていうか、萬斎さんのは「77」でしたけど）にも答えたかったのですが、私が萬斎さんのファンになった時には既にその作成者さんのサイトは閉鎖されていて連絡の取りようがありませんでした。
というわけで、100質は答えられないのですが、あんなイメージで、萬斎さんについて考えた事をいくつか書いてみます。

萬斎さんを知ったきっかけ
大学入学の時だと思います。
「狂言師は国立大学に楽に入れるのか～」と、羨ましく思ったような朧気な記憶があります。
楽ではなかったと思うのですが、当時は誤解してました、すみません。

萬斎さんを好きになったきっかけ
『鞍馬天狗』
「新選組が出るから」というだけの理由で見て、初回は新選組を斬りまくる天狗を思いきり敵視していたのですが、あまりのカッコ良さに、途中からファンになってしまいました。
最初はあくまで「天狗様」のファンでしたが、『にほんごであそぼ』を見て、「野村萬斎」という人のファンになっちゃったかな。

ちなみに『陰陽師』はリアルタイムで映画館で観て「原作から飛び出して来たようだ!!」と感心したにもかかわらず、「原作のイメージに近いのは狐みたいな萬斎さんだけど、私はＮＨＫのドラマ版の稲垣吾郎さんの人間らしい晴明の方が好き」とか言ってました。萬斎ファンにはならなかったんですよね～。あ、でも舞は素敵だと思った。

萬斎さんが演じた狂言以外のキャラクター、好きな順ベスト５
①鞍馬天狗　②高杉晋作　③成田長親　④望月エイスケ　⑤安倍晴明

「大河ドラマ好き」とか言いつつ、『花の乱』見てません。不覚っ!!
高杉は萬斎さんが演じるのを見る前から好きでしたけど、『蒼天の夢』の萬斎さんはとても良かったなぁ。

萬斎さんが演じた狂言のキャラクター、好きな順ベスト５
①三番叟…カッコいい!!
②『蝸牛』の山伏…これは山伏が好きというよりも、謡が楽しいですね♪
③『彦市ばなし』の彦市…他の人が演ったら苦手だと思います。でも、萬斎さんだとキュートなんです。
④『二人大名』の大名…『にほんごであそぼ』版(^^;)。
「起きあがり小法師」のように転がる萬斎さんがカワイ過ぎ
いや、ちゃんとした狂言で２度観ているのですが、２度とも残念ながら萬斎さんは出なかったのでした。
⑤雷…面でお顔が見られないのは残念ですが、萬斎さんにピッタリの役だと思います。

追記：大事なの忘れてました。越後聟!!
すっっっっっごい好きなのに、なんで抜かしたかな
一番にしても良い位好きです。

萬斎さんが発した台詞で好きなもの
「それが鞍馬天狗なのだ」
「なのだ」って、今時の人は言わないですよね。

萬斎さんにやって欲しい役
これ、ずーっと考えていたんですが、発想力が乏しいので全く思いつきませんでした。
が、最近やってほしい役が出来ました。
『ウィンズロウ・ボーイ』という作品のサー・ロバート役。
たまたま脚本の３幕と４幕を目にする機会がありました。
前半読んでいないのでわからないのですが(爆)、多分第一印象は悪い人だと思います。一見何を考えているかわからず魚のよう。が、実は熱いものを秘めている敏腕弁護士。萬斎さんなら魅力的に演じてくれそう。