ボウイの思い出・その8(洋書)
NHKFMの『ミュージックプラザ』という番組でボウイ特集をやるというので聴いてみました。
どうやら2回に分けて放送されたようで、私が聴いたのは後半、80年代以降のみだったのですが、それはそれで楽しめました。ティン・マシーンの"Tin Machine"(曲名です)なんて聴いたのは20年ぶり位かも(CD持ってるのに)。こんな曲をリクエストする方もいらっしゃるんですね~。
そんな曲を聴けるのはラジオならでは、です。
"Little Wonder"で涙が出たのは我ながらびっくり。
あんなアップテンポの曲で泣くってどういう事だ(^_^;)。
外で聴いてる時は気が張ってるから涙が出ないけど、家で1人で聴いてると、こんな事もありますね。
なにぶん「ボウイの死」というのは初めての経験なので(皆がそうだってば)、自分で自分がどうなるのかよくわからず、興味深いです。
「もう大丈夫!」と思ったり「ああ、やっぱりダメかも~」と思ったり、色々な事を考えたりします。
でも、今日の涙は苦い涙ではなくて、「ボウイのおかげで、ホント楽しませてもらったなぁ、ボウイと同じ時代に生きられて良かった、素晴らしいライブ見られて良かった、最期の最期まで素晴らしい曲を作ってくれて良かったなぁ」という……どちらかといえば嬉し涙に近い感じ?
ラスト・ソングが"I Can't Give Everything Away"でした。
以前私は、この曲について
「もう僕はいないから、与えられないんだよ」みたいに諭されてる気もして、私は「やだー、やだー!!」と拒んでしまうというか……。
なんて書きましたが、今日は「こんなに与えてくれたんだから、十分だよ。これ以上求めたら欲張りすぎだよ」と思えました。これで足らないなんて言ったら、バチが当たる(笑)。
この曲も、嫌がらずに聴けるようになりました。
むしろ、好き。
あんなに沢山のステキな曲を届けてくれたアーティストなんていないし、与えられすぎですよね。いくら感謝しても足りない位。本当にありがとう!! って感じです。
★ ★ ★
さて、昨日洋雑誌について書きましたが、「そういえば、洋雑誌には思い出があるじゃないか」と思い立ちました。
「ボウイの思い出シリーズ」、復活です(^_^;)。
ボウイの思い出・その8(洋書)行ってみます。
私の洋書(雑誌)との出会いは『Smash HITS』でした。
当時私はイギリス(ノッティンガムシャー)在住の中国人の方と文通をしてました。
メールの無い時代です(^_^;)。
『百万人の英語』という雑誌(今はもうないんですね)で文通希望の記事を見つけてペンフレンドになってもらいました。
そのペンフレンドが『Smash HITS』を送ってくれたんです。
英語に自信がなかったので、書いた手紙は全て送る前にコピーをして手元に残していたんですが、当時の物が今でも取ってあって『Smash HITS』のお礼が書いてありました。
"I get English magazine for the first time. I love them so much."と書いてありました。have使った方が良かったのかな。そういう所、相変わらずよくわかってないです(^^;;;;;;;;)。
表紙はボーイ・ジョージ。裏がボウイとミック・ジャガーでした("Dancing in the Street"のクリップの写真ですね)。
以前当ブログには野村萬斎さんファンのシンガポール在勤中国人の方がよくコメントを下さっていたし、中国人で日本に興味のある方は意外といらっしゃるのかな?
もっとも、私の写真を送ってほしいと言われて送った途端に返事が途絶えてしまいました。
異性が相手で、写真を見てがっかりして引く話は時々ききますが、同性が引くって一体……? 私ってば同性をもガッカリさせちゃうようなルックスだったんでしょうか
自分で最初に買った洋書は、ペーパーバックのボウイ伝記本(?)だったと思います。写真は皆無の本でした。
側にいた人に「そういうの買っても絶対読まないよ」と言われたのですが、「いや、ボウイの本だったら、たとえ英文でも読むから!」と啖呵切って買ったけど、読まなかった~。
ペーパーバックなので経年劣化は激しく、すっかり汚くなっちゃったので、捨てました。
それ以来、写真の少ない洋書は買わない事に決めました(爆)。
『TimeOut』はロンドン旅行の際に買ったような……気がします。どちらの写真もクリックすると大きくなります。
「せっかくロンドン来たからボウイの雑誌買うぞー」と気合をいれてたのに、全く見つからず、これでお茶を濁しました(『東京ウォーカー』のロンドン版みたいな物です)。
一応ボウイの記事載ってました。
通販で買った事もあります。
これは表紙に引かれて買ったのですが、中はモノクロでがっかり……(クリックすると大きくなります)
こちらは、本というよりライブCDだったんですが、ブックレットが付いてるわりには安かったので購入。
箱入りで豪華です。CDは全く聴き返していません(^_^;)。
ブックレットは立派な写真集という感じ。有名な写真(ミック・ジャガーとルー・リードとのスリーショットとか)も結構載っているのですが、どれもイマイチ鮮明じゃないです、うーん……。
通販は難しいですね。
どちらもクリックすると大きくなります。
『HELLO!』はいただき物。当時ニューカッスルで働いていらっしゃった方から頂きました。その頃はもう手紙ではなく(笑)、WORD ON A WING(CUTS LIKE A BOWIEの掲示板)などでやりとりをしていて、「ニューカッスルの方とこんなに簡単にやりとりが出来るなんてスゴイなぁ」と感動したっけ。もっとも、その方は日本人なのに、コンピューターが日本語環境になっていなくて、しばらくはローマ字で打ってきていたっけ。簡単とは言い難いですね(^_^;)。
アレクサンドリアちゃん誕生特集号みたいな感じ。
もう「幸せそのもの」といった感じのボウイの写真満載です。「娘との写真なら何枚でも撮ってくれ」という声が聞こえてきそうです(笑)。
ボウイの自宅で撮影しているという珍しいもので、部屋の様子がわかるのも貴重。
『MOJO』は日本のHMVで購入。
これも放置してましたが、今見ると無茶苦茶素晴らしい。一冊まるごとボウイで、とっても充実しています。
しかもこれで899円って安っ!! 円高の時に買ったのだろうか……?
クリックすると大きくなります。
これは日本の書店で買ったと思います。
洋書の中で一番開いた回数が多いのはコレ。
HP作る時に随分役に立ちました。
ヒットチャートのグラフ化は、これに載っているデータを用いて作りました。
あとは『Q』を時々買っていたのですが、あれはボン・ジョヴィ絡みで買う事が多かったかな。
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コメント
YAGI節さん、こんにちは!
先日、ボウイ関連記事をまとめて一気に読ませていただきました。
よくぞ書いてくださいました!
すぐにコメントを書きたかったのですが、うまくまとめられなくて…こんなに遅くなってしまった次第ですσ(^_^;)
純のCMとか、懐かしい~!
当時は未成年だったので、酒が飲める大人になってから見ると、感慨深いモノがありますね(笑)
Beauty And The Beastを初めて聴いた時、「かっこいい!」と興奮して友人に電話し電話口で聴かせたこととか、30年以上前のことを昨日のことのように思い出します。
それにしても…
80年代に聴いていたミュージシャンが次々と旅立ってしまって、本当に寂しい…
投稿: まきこ | 2016.02.13 17:59
まきこさん、こんにちは!
>よくぞ書いてくださいました!
うう、そんな事おっしゃって頂くと、本当に本当に書いた甲斐があります。
ありがとうございます!!
『純』のCMは、すっごい汚い動画しか見たことがなかったのですが(リアルタイムでは覚えてない
)、「こんなキレイな動画もあったのかー」と嬉しくて貼り付けてしまいました。
Beauty And The Beast のお話すごいっ!!
いやー、まきこさんがそんなにボウイの事お好きだったとは知らなかった~
その電話、タイムスリップして受けたいですー(笑)。
電話口のご友人がどんな反応だったか気になる……。
投稿: YAGI節 | 2016.02.14 23:19
こんばんは~♪
連投失礼します。
>電話口のご友人がどんな反応だったか気になる……。
後に私以上のボウイファンになった彼女なのですが、結構冷めた反応だったのでした(^-^;
「あれ?この曲がこんなにかっこいいと感じるのは私だけ??」と思っていたので、YAGI節さんのあの記事は嬉しかったのです(≧∇≦)
投稿: まきこ | 2016.02.16 22:50
まきこさん
連投ありがとうございます
さすがのボウイの魅力も、電話口ではちょーっと伝わりにくかったか。残念!!
"Beauty And The Beast"、無茶苦茶かっこいいですよね~。
ただ、そういえば、「ボウイのわざとらしい低音ボーカルはキライ」と言われた事があります。
それってもしや"Beauty And The Beast"の事かなー(^^;;;;;;;;;;;;)。
恐くてつっこめませんでした(笑)。
投稿: YAGI節 | 2016.02.17 23:21