ヒーローズ~トリビュート・トゥ・デヴィッド・ボウイ
8月ですね。
あと数週間で、Spotifyの300円期間が終わってしまいます。
四六時中、Spotifyでフジファブリックばかり聴いてましたが、志村さん時代のフジファブリックのCDは全部買う事に決めたので、今のうちに他の「CD持ってないけど聴きたい曲(カセットテープでしか持ってない曲とか)」を聴いておこうと思いました。
今日は、キング・クリムゾンの『レッド』を聴きました。
このアルバムのジョン・ウェットンはもう、ほんっっっっっと最高!!
初めの3曲(LPでいうところのA面)は改めて聴くとつくづく素晴らしくて、今日はその事について熱く語ろうかと思ってたんですけど……後半ちょっとバテてしまいました。
"Providence"が8分8秒、"Starless"にいたっては12分18秒なので。長すぎる曲はちょっと苦手なんです。B面にはこの2曲しか入ってなかったんですね~。すごい(^^;)。
「"Starless"って、もっと短いバージョンなかったっけ?」と思い、Spotifyで検索してみたら、ありました、4分26秒ヴァージョンが。
が、なんか、イントロからして様子がおかしい。
むかーし、私がカセットテープで聴いてた"Starless"とは違う。しかも、ボーカルが違った。中途半端にジョン・ウェットンに似ているのが気持ち悪いけれど、別人です。ウェットン先生よりも美声で、うまいかも? でも、うまきゃいいってもんじゃないんだよなぁ。
確認してみたら、これは2017年の録音でした。そしてこの曲、なんと『ヒーローズ~トリビュート・トゥ・デヴィッド・ボウイ』というミニ・アルバムに入っているというではありませんか。あー、びっくりした。
こんなトリビュートが出ているなんて全く知りませんでした。
でも、これ、「トリビュート」とはいえ、"Heroes"が2ヴァージョン入ってて、残りの4曲はたぶんクリムゾンの曲です。
Amazonに載っていた説明を読んでみたら、
「2017年度レコード・ストア・デイ用のアイテムとして海外ではシングルとして発売されるアイテムを合体したEPバージョン」だそうです。
「ボウイ・トリビュート」としたら話題になるんだろうけど、ちょっと紛らわしい売り方な気がしないでもない……。
しかも、ボーカリストが微妙な感じで。
「なんで、この人がジョン・ウェットンやボウイの曲を歌ってるかな」と思ってしまったのでした。いや、ホント、上手くてカッコいい声です。ただ、ウェットン先生の声を聴きたくて検索してたどりついたもので。「ジャッコ・ジャクジクさんって誰?」みたいな。この方に罪はないですね。
ちなみに、オリジナルのボウイの"Heroes"ではロバート・フリップ(とカルロス・アロマー)がギターを担当しているので、クリムゾンが"Heroes"を演るのは自然な事です。
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