山陰旅行3(安来)
ここの続きです。
この日の最初の目的地は足立美術館。
ここの庭園は室内から眺めるようになっています。普段だったら、「外に出してほしー!」なんて思いそうですが、まだ雨が降っていたので、屋内から見られる事がありがたかった。
「わいわいパス米子広域1日券」というのがとても役に立ちました。
2日券というのがなかったので、2度購入。半額キャンペーン中との事で、1日千円のところが500円になってました♪
QRコードにかざす必要があるので、スマホ必至。
安来で特にお世話になったのは、この券が使えるイエローバス。「生活バス」との事ですが、観光地のバス停の前では安来節を鳴らしてくれました。大きな音が突然鳴るので毎回驚いて「ビクッ」となってましたが、あれなら乗り過ごす人はいないと思う(笑)。
このお城の事はゲーム『信長の野望』で知ったと思います(汗)。
ただ、お城の名前を耳で聞いた事がなかったので、心の中で適当に読んでました。「つきやまとみたじょう?」とか(爆)。
「がっさん・とだ」と知った後でも発音まではわからず、心の中で「合算」と同じイントネーションで読んでました。が、どうやら「ラッスン(ゴレライ)」や「ダンソン(バンビーノ)」と同じイントネーションみたいですね……って、ひと昔前のお笑いを真っ先に連想してしまった私。
イントネーションといえば、
島根出身の新総理・石破氏の苗字を、山陰のアナウンサーは「イ」にアクセントを置いて発音してました。つまり「出雲」と同じイントネーション。2人が同じように発声していたので、山陰ではそうなんだと思います。東京の人は「シ」にアクセントを置いてますよね。「位牌」と同じイントネーション(すみません、「イ」が付く単語で同じイントネーションの単語が他に思いつきませんでした)。
が、「石破内閣」と続けて発音する時は何故か東京と同じでした。不思議。
話が逸れました(汗)。
月山富田城に行こうと思った際、気になる点が2つありました。
1つは、「登り切れるだろうか?」という事。
最近、めっきり体力が落ちました。昨年の安土城登城が結構大変だったので、「あれより大変な所はもうイヤだ」と思ってしまったんです。月山富田城は「難攻不落」の城として知られていますが、敵が攻めるのが大変な山城は、観光客が登るのも大変という事だと思います。調べてみたら、実際、以前はとてもキツイ山道だったそうですが、近年きれいに整備されて(整備し過ぎという声もアリ)、随分登りやすくなったのだとか。休憩場所もいくつかあるらしい。だったら、休み休み行けば、大丈夫かな?
「本当に辛かったら本丸までは行かず、二の丸位迄でいいかな」と思いました。
もう1つの気になる点は、「果たして、人はいるんだろうか?」という事。
誰もが知っていると思われる安土城ですら、意外と人が少なかったんです。平日に月山富田城を目指す観光客って、どの位いるんだろう? 一人で誰もいない山道登るの恐いかも……。
ChatGPTに相談してみたら、
平日は特に観光シーズンや連休を除けば、人出は少なめですが、地元の方や少数の観光客が訪れることがあります。月山富田城跡は歴史的な遺跡であり、地元の散策やハイキングの一環として訪れる人がいるため、全く人がいないということは少ないです。
と答えて背中を押してくれたのでした。
ちなみに先述のイエローバスで、月山入口のバス停で降りたのは私と若い男性の2人だけ。かといって、その男性にくっついて行くのもそれはそれでアヤシイ人になってしまうので、ちょっと寄り道をして、距離をあけてスタートしたら……誰もいない! 写真は撮り放題ですが、心細い。
一番見たかった山中鹿介の像までは辿り着きました。
が、これからどんどん奥に進まなくちゃイケナイわけです。
3人組とすれ違ったけれど、あとはやっぱり人いないし、幸い雨は上がったのですが、道は滑るし、色々な意味で恐い。
今まで新選組ゆかりの地などは、人がいなくても頑張って歩きまくり「こんな事してて、何かあったらどうしよう」と不安に思う事が度々ありましたが、ごめんなさい、月山富田城に対してはそこまでの情熱はありませんでした。引き返しました。
米子城に続き、またしても未制覇(泣)。
いや、でも、下りは更に滑ってホント恐かったんです。上まで登ってたら、帰りにケガをしたかも。ケガまではしなくても、凄く注意が必要だろうから無茶苦茶ストレス感じたかも。諦めて良かったに違いない、うん。←言い聞かせている
真ん中の高い所が本丸なのでしょうね。多分、私はあの右側のこんもりした所までしか登っていないのだと思います。
本丸まで行ってたら、たぶん時間がなくて寄れなかったと思われる尼子経久の像を見られました♪
足をあげた馬の像って、大好き。
| 固定リンク
コメント