スウィング・ガールズ
サクソフォーン好きの皆さん、お久しぶりです。すっかり更新が滞ってしまいましたが、サックスに飽きたわけではありません。
ただね~、夏はダメでした。今年は猛暑だったのでホントにバテて、気力も体力もなくなり、あんな重い物持って歩けませんって感じで……。レッスン、サボりました、すみません。
秋になってからは久々にカラオケルームでも練習したりと、そこそこ(?)真面目にやってます。
ところで……
数週間前、『笑ってコラえて』の吹奏楽特番を途中からですが偶然見ました。全国の色々な学校の吹奏楽部を回っていて、とても面白かったです。もうすぐ(11月3日)普門館の特番もあるみたい。
あ、普門館ってご存知でした?
私、東京に住んでいる音楽ファンのくせして、『笑ってコラえて』を見る迄、その存在すら知りませんでした(恥)。野球部が目指すのは甲子園、ラグビー部が目指すのは花園ですが、吹奏楽部が目指すのが普門館なのだそうです。そこで吹奏楽コンクールというのが行われるらしい。ちょっと興味が沸いてきて、「チケット買おう」と思っていたのですが、気が付いたら売り切れており、ヤフー・オークションでチェックしてみたら、かなりの高値になってました。がーん。そんな人気のあるものだったなんて。毎年こんな感じなのか、『笑ってコラえて』の影響なのかはわかりませんが……ひょっとして、今吹奏楽部ブーム?
吹奏楽部といえば、映画『スウィング・ガールズ』を見てきました。
ジャズをやる高校生達の話ですが、彼女達が楽器を始めるきっかけが吹奏楽部だったのです。
野球部の応援をする吹奏楽部という図も出て来て、私のツボでしたね。私は子供の頃、高校野球が大好きだったのです。甲子園球児がとにかくカッコよく見えたっけ。高校受験で志望校を選ぶ時、野球部の有無は重要ポイントとなりました。実際自分が高校生になって同じクラスの野球部の男の子を見たら、「あれ? 野球部員っていったって、タダの普通の高校生じゃん、理想と違う……」なんて、夢から醒めてはしまったんですが、それでも野球は大好きなので、野球部の試合は何回か見に行きました。野球部のマネージャーになりたいと思った事もあったけれど、今高校生に戻れるなら吹奏楽部に入って野球部の応援をしたい。もちろんサックス担当で。
という感じなので、あれが吹奏楽部の話だとしてもそれはそれで楽しめたと思うのですが「やっぱりスウィング・ジャズは楽しいなぁ」というのが見終わった後の感想です。
ストーリー自体は特に好きな感じではないし(ツッコミ入れたかった所多数)、ギャグなどにも個人的にはそれ程笑えなかったのですが、全てを帳消しにしてくれる音楽がありました。演奏シーンが豊富なのが良かった。
河原で楽器を練習するシーンや、音楽教室に通うシーン、リズムについて考えるシーンなど、共感出来る場面もたくさんありました。管楽器経験者なら楽しめる映画だと思います。そして、練習する気が沸いてくる♪
鞄に入れていたi-Podにはたまたま『シング・シング・シング』や『A列車で行こう』等が入っていたので、そういった物を聴きながら気持ちスウィングしながら帰宅しました(笑)。
しかし、あの演奏、吹き替えなしというのにはビックリ。かなり上手なんですよ。撮影に合わせて練習した位であんなに上手くなるものなのでしょうか? やっぱり若いと上達が早いのかなぁ。でも、きっと相当頑張って練習したのでしょう。『スウィング・ガールズ』のボーイズ版とも言える『ウォーター・ボーイズ』の出演者達もすっごいシンクロの練習したってテレビでやってたし。役者さんってスゴイですね。あとはやっぱり「人前で披露する」っていうのがモチベーションになるかも知れない。私は今年の発表会パスしてしまったのですが、来年はまた出てみようかと思っている今日この頃です。
◆くだらない事ですが、映画を見ていてちょっと反応してしまった事
主人公の妹が家でやっていたプレイステーションのゲームは『スペースチャンネル5』でした!! あれはホント画期的なゲームで、私は初めてやった時感激してしまいました。音楽好きなら大人でもハマると思われるゲームです。マイケル・ジャクソンもハマったらしく、なんとこのゲームに登場するんですよ。ビッグバンドの音楽が鳴りまくっていて、この映画にもピッタリだと思いました。こんなゲームを小道具に使うとは、ニクいよ。
久しぶりにこのゲームが無性にやりたくなっちゃって、弟に借りてやっちゃいました。
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